空き缶アルコールストーブの作り方。
第三弾は、
単室加圧式ストーブです。
作り方・順序・仕上がり等は
好みがあると思いますので、
参考程度にお読みいただければとおもいます。
前回の記事も参照してくださいね。
使用材料です。
160mlアルミ缶2本蝶ボルト・ナットスチールウール です。
単室加圧式は
加圧する
部屋が
広くなりがちなので
小さめの缶がオススメです。
では、はじめましょう。
ボクはいつも、
穴あけからはじめます。
缶を
カットした後穴あけをすると、つい
力んだとき缶が
潰れ易いからです。
型紙を使い
ジェット孔位置の
マーキングです。
今回は
16穴にしています。穴の数はお好みで・・・
ピンバイスで穴あけ、
ドリルは
0.8㎜を使用。ジェット孔の大きさもお好みで・・・

完了、
マーキングは
アルコールでふき取れます。
製造番号も消えちゃいます。
中央にもピンバイスで
穴あけした後
千枚通しで穴を
押し広げます。
蝶ボルトの径より
若干小さめの穴になるくらい。

その穴に
蝶ボルトを
まわしながらねじ込んで、
アルミに
ねじ山を
切り込んでいきます。
完了。
今回、
ユニクロメッキの
蝶ボルトを使用しておりますが、
ステンレスのものが
おすすめです。
メッキ物だと、
熱でメッキが
剥がれてきますし、
劣化します。
では次に、
缶を
カットします。
ボルトを外して
逆さにします。
缶の
高さの検討は、
ボルトの長さを
考慮します。

ボルトの
入り込みが長い分、
缶の高さが必要になるので
ナットを使って
長さ調整をします。

今回は、ボルトの
入り込み長さ12㎜で、缶の
カットを25㎜にしています。
缶のカットのしかたは
こちらを
参照くださいね。

カットしたら
切り口は
ヤスリがけを軽くしましょう。
ジェット孔
裏側のバリ取りも忘れずに・・・
底部分の缶も
同じ寸法でカットします。

はい、
カットが終わりました。では
シャンプー・・・缶どうしを
組み込みます。

お好みで
スチールウールを中に入れます。
・・・おっと、
はめ込む前に、

カットして
余っている缶などで、
外側にくるほうの
口を少し
広げておくと
はめ込みやすくなります。
缶と缶のはめ込みが一番
難しい作業。
ボクも
無理して押し込んで
缶が裂けてしまったことが一度や二度ではなく
何度かあるものです。
要注意です。
とにかく、
慎重にやるのが
コツですね。
完成しました。
外形53㎜×高さ33㎜(蝶ボルト高除く)
〈参考数値〉
200mlの水を沸かす。
本燃焼まで
約1分。
沸騰まで
4分20秒。
20mlのアルコールで
約7分50秒燃焼。

※湯沸し状況は
ゴルゴさんの記事→
こちら が解り易いです。
(一本の缶で作っているものも載ってありますよ。)
追記に
おまけ記事です。
続きを読む
テーマ : ハンドメイドの作品たち
ジャンル : 趣味・実用