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前回作った
ヒンジゴトク(←
おまつさん命名)を使って
湯沸し実験です。
使用ポットは
snow peak の
450チタンシングルマグ。
使用
アルコールは
30ml。
水道水(20℃)
400mlを
完全沸騰までの時間と
燃焼(有効燃焼)
時間を
測定しました。
〈結果〉完全沸騰まで
8分30秒 有効燃焼時間 13分30秒想像以上に
沸騰まで
時間がかかりました(
汗)
五徳高さが
足りない気がしてきました。
作り直してみます。

ぎりぎり
450チタンマグに
収まる大きさ。
高さ90㎜ 幅70㎜ の
五徳です。
ゴルゴさん、ありました
魚串。
ダイソーのではないですが
2.0㎜と2.5㎜があって、
2.5㎜を
使用しました。
(この高さだとちょっと華奢な感じですが・・・)
湯沸し実験結果は、あまり
変わり映えのしないものでした(
汗×汗)
くやしいです。
以下、
いろいろな方法で
燃焼実験を重ねています。
・
パターンA :
上記の、
そのままの
燃焼。
回転燃焼の
見た目とくらべて、どうも
アルコールの気化が
ゆっくりした感じ。
それがそのまま、
実験結果にでました。
パターンB :
五徳高さでの
燃焼があまり
顕著に現れなかったのを踏まえて
ストーブ上部に
開口部分を増やし、
直接ポットを乗せて燃焼。
完全沸騰まで
10分20秒 有効燃焼時間 17分40秒 サイクロン効果も激変。このような結果です。
パターンC :
アルコール気化を考えて
WWを使い、
燃焼熱を
アルコールに
フィードバックしようというもの。
完全沸騰まで
6分30秒 有効燃焼時間 11分40秒 沸騰時間は
短縮されたが、どうも
納得がいかない。
パターンD :
SRS熱循環システム(笑)を作る
(中央) コレを
中に入れて、
燃焼熱を
アルコールに送る。これならどうだ。
完全沸騰まで
8分25秒 有効燃焼時間 11分50秒 効果なし(笑)
燃焼時間が縮まって
逆効果。
パターンE :では、
CFを使って
気化促進ならどうだろう。
ストーブ
底中央に
小さなCFコーンを入れる。
完全沸騰まで
9分00秒 有効燃焼時間 15分20秒 う~ん。
効果なし。よくわからなくなってきた。
パターンF :じゃあさぁ。以前
CAWストーブで使った、この
CFならどうなの?
完全沸騰まで
7分30秒 有効燃焼時間 11分20秒 微妙な結果です。
パターンG :これで
最後。
底一面に
CFを
敷いてみよう。これでどおよ?
完全沸騰時間 8分50秒 有効燃焼時間 13分50秒 ・・・
最初のと変わらない結果だぁ(涙)
・
CF実験の
全般にいえることですが、
CFを使うとき
効果があるのは
アルコールを
CFに
しみわたらせて使うのが
いいのです。
今回のような
限られたアルコールを
燃やすのではその
効果は半減しますね。
・・・そのほか
指標とするために
別なストーブでも
同条件で
実験しました。
パターンH :
T'S STOVEさんの
WWサイドB シンプルで
燃焼効率のよい かっこいいストーブ。
最後まで
最大火力で、燃料がなくなると
フッと消えるところが
潔くて好きです。
完全沸騰まで
5分15秒 有効燃焼時間 7分10秒 さすがの成績。
安定した火力でした。
パターンI :
アロマックスCFストーブ。
完全沸騰まで
11分15秒 有効燃焼時間 19分30秒 上記CFパターンと
同様の理由で、
この
ストーブの
いいところは
出し切れていない。
キャップして
燃料が入った状態で
持ち運びできるので、いれる
アルコールの量を
吟味する
必要はないのです。
パターンJ :
JSBさんオリジナル
サイクロンストーブの
習作。
完全沸騰まで
10分30秒 有効燃焼時間 16分00秒 ボクの工作が
悪いのか、
沸騰までは
時間がかかりました。
スチールで作っているからなのか
アルコールの気化がうまく
進みませんでした。
今回の実験の
結果、当然ではありますが
沸騰時間と
燃焼時間は
比例する関係にあることがわかります。
ポットに
熱を伝えるとき、
無駄な燃焼がなければ
時間に関係なく
沸騰に使われる
アルコールの量はほぼ
一緒と考えていいでしょう。
(ただし、外気温が低いときは熱が逃げていくことも考えて、
やはり早く沸いたほうがよいですよね。)
さて、
今回の実験は
パッとしませんでしたが、
以上のことを踏まえて、
次回 新展開です。 (本当か?) つづく。
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え~~~!!
名前決めたんですか~~?
てっきりM字開きゃ(>_<)☆\(゜ロ\)ダカラ!!イワサネーヨ!!ッテ!!!
うしし、嬉しいなぁ、M字じゃなくて、アタシのが採用だ、うひひ。
後は、これを全国に広めねば・・・
って、よくこれだけ多数実験をしましたな。連休だって、まだ中日というのに・・・
でまた、あれだけキレイに曲げたヒンジゴトクを、また違うサイズで作成とは・・・
あれ曲げる作業だけで、上腕二頭筋にコブができそうな気がします。
うわわわわΣ(◎△◎;
はじめましてm(__)m
彼は綺麗に曲げる道具も自作してるんですよ♪
本当に頭が上がりませんよね(^^ゞ
さて!!
今からキャンプに行ってきます(^^♪
五徳との距離って重要ですね。タイプごとに適正値を探すのもたいへんです。
持ち運び用というより実験用の色合いが強いですが、いま高さ調整可能な五徳を仕込んでます。
名前、M字開脚ではないですからね(笑)
けさやんさん、今頃は歌瀬で一杯やっている頃ですかね。
楽しんで来てくださいね。
レポ楽しみにしております。 m

m
こんばんは。
ご希望のステンレス丸棒あってよかったです。
新たに作った五徳も綺麗に出来ていますね。
今回の湯沸かし実験、たいへん参考になり興味深く
拝見させて頂きました。
一つの”30-6ストーブ”でいろいろなパターンにする事が
出来るんですね、凄いな~。
今回の「湯沸かしデータ」から見ると、私のは少し早すぎますね。
ストップウォッチを使って計測したので、誤差があっても
10秒ほどだと思うのですが・・・。
コッヘルが大きめで底が広いので良かったのでしょうか?。
どうもです。
ヒンジゴトクで天下統一じゃぁ(笑)
三連休なのですが、娘がおたふく風邪にかかってしまい
家族自粛で家にいましたので実験君です(涙)
せっかくの梅雨明けでもったいないので
今日はボクだけこっそり出かけましたけどね(笑)
丸棒曲げるワイヤーベンダーいまいち使い勝手良くないので
また作り直して、ばんばんヒンジゴトク作っちゃおうかなぁ(笑)m

m
本当にそうですね。ストーブとポットの離れの適正値
これは難しい。
そしてボクはイマイチ判っていません。
燃焼させて水を張ったポットを近づけてみて
大体の感じで決めることが多いですね。
理論的に知りたくて、ネットで検索してみても
いい情報が見つけられなくて・・・
高さ調整のできる五徳があると便利ですよね。
できたらぜひ記事にしてください。
(そのときに、この距離につきてtetkさんの見解をぜひ。)m

m
こんばんは。
ゴルゴさんのこの前の実験のは早い沸きあがりでしたね。
早いのはいいですよ!
(tetkさんのブログ“TETKの徒然なるまま”ぜひ見てみてください
チムニージェットというトルネードストーブ、もっと早いですよ。)
ボクが実験で使うSPの450マグは、チタン製で熱伝導はイマイチ。
そして縦長なので沸きにくいのは確かですね。
早く沸かすためにはポット側の材質・形状の追求はかかせなくなってきますね。
これが燃焼効率に大きくかかわってきます。
ボクも後々はこのあたりも追求していくつもりです。m

m
コメントが遅れました 申し訳御座いません
作成しなおしですか?
ご自分で作成って凄いですね 素敵です (*^_^*)
アウトドアの季節到来ですね
御体御自愛されて楽しんで下さいね
コメントが遅れたなんて、そんなそんな。
いつでもいただければ嬉しいです。
梅雨も明け、本格的な夏ですね。
お互いに暑さには気をつけましょうね。
ありがとうございます。m

m